2008年6月23日

過酷な環境下で生きる

友達にペンをもらった。"Space Pen"と呼ばれているFISHER製のペンである。このペン、タダモノではない。どんな環境でも使えるというのがウリで、その使用可能環境がタダモノではないのだ。添付の説明書によると…

Fisher Space Pens write:

A. In freezing cold of -30F (-34C)
B. In boiling heat of +300F (+143C)
C. In the gravity-free vacuum of Space
D. Underwater and over most grease

(ちなみに、ペンに印字されている温度範囲は"-50F to +400F"。説明書と違うんですけど!?)

A.はあり得るかもしれない。ロシアとかアラスカ、グリーンランドに行くかもしれないから。死ぬまでにオーロラは見ておきたい。C.もあり得るだろう。30年後は、宇宙旅行が当たり前の時代に違いない。D.もあり得るかもしれない。風呂の中でも使えるってことだから。

だがB.は?143Cはまず人間の方が耐えられない笑

つっこみどころ満載である。この手の特殊筆記用具は心をくすぐる。肝心の書き心地は、ガスにより加圧されインクが出てくるので、なかなか良い。基本的には万年筆を使っているが、久々にボールペンっていいな、と思わせてくれるペンに出会った。