2008年5月31日

つぶすなカンベン、まぜるなキケン

国立国会図書館(東京永田町)の食堂メニューに「国会丼」というモノがあるらしい。仰々しい名前だが料理は単純で、牛丼カレーに半熟卵追加、である。吉野家、すき屋、なか卯などの牛丼チェーン店のメニューにもありそうなメニューだ。


朝日新聞の記事によると「国会丼」の名前の理由は、牛肉=与党、カレー=野党、半熟卵=国民を見立てているから、とのことである。「卵をかき混ぜると一層美味しくなる。」そうだ。そうだろ、そうだろ。

国民=卵を潰した味はさぞかし美味しいのだろう。

とすると、「国会丼」というより、「日本政府丼」とかはどうだろう?
牛肉=国会議院、カレー=官僚、半熟卵=国民とし、未熟な国民に(分からないように)圧力をかけ、中から出てくる旨味を議院と官僚にまんべんなく取り込む。ところが結局のところ、丼ごとまとめて全部たいらげられてしまう…。

誰に?、はご想像にお任せしますが。

2008年5月28日

自分へ送る言葉(1)

仕事上の悩みは、仕事上で解決する。
原因を直接たたけ。
遠回りをするから疲れるのだ。
早い者勝ちだ、さあ、行こう。

2008年5月27日

Answerへの私的批判

ドコモの迷走は続く。

本日906iおよび706iが発売された。どうも魅力を感じない。なぜだろう?答えは簡単。哲学を失っているから。

お客様の声に"Answer"した、と言えば聞こえはよいが、はっきりいって丸投げである。何をつくりたいんだろう?客に何を提供したいんだろう?全く分からない。分かる訳が無い。だって、芯になる哲学が無いんだもの。へつらいケータイ、906i+706i。ちょっとは期待していたのにがっかり。
Bluetooth+小型or薄型+Mobile Suica。たったこれだけの用件を満たすだけでいいのに、今までで一機種も無いとはどういうことだろう?

docomoさん、Answerしてくれ、頼むから。

…とうとうSoftBankに移行する日がきたかな。このタイミングで新作発売ということはdocomoからiPhone発売の可能性は薄れたワケだし。

2008年5月25日

Advanced cocktail research(2)

以前にコーラを再現しようという記事を書いたが、試してみたのでそのレポートを。

まずは復習から。コーラ風味を再現するための香料の軸は、

+ ライム
+ バニラ
+ シナモン

だそうだ。ライム、バニリンは無難だが、その組み合わせにシナモンを入れるのはちょっと意外である。さてさてどんな香料が完成するか。使った材料は以下の通り。

+ ドレッシング用100%ライムジュース
+ ケーキ用バニラエッセンス
+ ケーキ用シナモンパウダー

以上三点を炭酸水に混ぜてみると…


 まずい。

 非常にまずい。


飲めたもんじゃない。香りが調和していないのだ。ただし、驚いたことに「この組合わせの方向性は間違ってないかも」と感じた。分量をふってみれば最適ポイントがあるんじゃないかな?とにかく、シナモンが良い具合に効いている。深みが出てくる。

ローズベースのソーダ、ラベンダーベースのソーダ、深みを感じる調合をやってみよう。お酒とも組み合わせれば、しばらく楽しめそうだ。成功が美味として返ってくるのだから、研究のモチベーションも高くなる。

ベーコンの話


豚のバラ肉を想像した方、残念。美味しそうな写真まで載せといてなんですが、今回は哲学者のフランシス•ベーコンの話。

彼は"知は力なり"という言葉を残している。どいった経緯で彼がそう言ったかは知らない。自分なりに知が力になるケースを探して…

…と、書きたかったのだが、Wikipediaに載っていたベーコンの最期が面白かったので、その紹介!!
記述によると、鶏の腹に雪を詰め込む冷凍の実験をしていた時の風邪が原因で最期を遂げたそうな。

研究者の鑑だ。

現代からみれば笑い草でしかないが、我が身を削って自分の考えを実証する、思いついちゃったんだからしょうがない、と声が聞こえてきそうな研究者魂。研究対象だった黄熱菌に感染して最期を遂げた、野口英世と比べても見劣りしない。



…と、思いませんか?

2008年5月22日

今宵はとことんテレビ批判

朝起きてなんとなく民放テレビの朝のニュースを観ていた。ある事件に関しての報道。酷いぞこの番組。伝え方に偏りがあるように聞こえる。

取材している人は真実を集める。だが真実は全て集まるわけでは無い。編集者は真実に沿った話を考える。この時点で真実ではない情報が足される。アナウンサーは作り話の注目ポイントをもとに話す。視聴者にはもはや真実が見えなくなっている。

その案件に関して他の情報ソースがない場合、視聴者にとっては、加工された架空のストーリィが真実。

夜、民法のニュース番組を観るとこれまたひどい。飛躍した論理に憶測をもとにした解釈。真実はほんのちょっとだけ。Newsといえど、キャスターのショーでしかない。時間の無駄遣いだな、これは。NewsはNewsでしかない。それをどう紡ぐかは各人の生き方による。余計なコメントは邪魔。問題ですねぇ、を連発し、話が膨らまない。

哀しいかな、その情報を疑う人間が少ない。いい加減、気がつこうよ、即時性を失ったテレビの意味のなさそを。

2008年5月20日

マヤ人に負けるな

録画していたTBSの世界遺産、マヤ文明のチェチェン•イツァー特集の放送を観た。春分の日に、精密に計算されたピラミッドの陰により大蛇の形が現れ、種まきの季節を告げるという、そんな仕掛けを仕込める能力を持つ文明である。

彼らは、正確に東西南北を計測し、そこから21°ずらした角度でピラミッドを建設し、そういった現象を創り出したのだ。

さぁ、ここで疑問が浮かぶ。

もし自分が何も知らない状態で古代に投げ出され、果たして東西南北を正確に知ることが出来るのだろうか?ここは負けてられない。何も道具を使えない事を前提として、正確な東西南北を測る方法を考えてみよう。

正確な東西南北を測り春分の日の角度に調整したのではなく、先に春分の日ありきで正確な東西南北を定めたのだろう。できるだけ水平な地面に垂直に棒をたて、日出と日没時に陰の方向を記録する。両陰のなす角度の半角が真南(北半球なら)となる。マヤ人にとっては、それが北という名前である必要はない。何かの中心の方角なのだ。
その方角を基準に正方形を描けば、それはピラミッドの図面になる。

曇りの日もあるが、二週間ほど計測を続ければ十分分かるだろう。この日出&日没の陰方角計測を一年間続けると、日の長い日、短い日、その中間で昼と夜の長さが同じ日(角度が180°)があること、その日時を知るだろう。そしたらその周期を知り、それが何日で廻ってくるのかはただ数えるだけ。これが現代の"一年間"に相当する。
後はピラミッドを建てた上で、春分の日の陰に細工を加えようと考えれば思いつく事だろう。
マヤ人には負けずに済んだ。やったね!突然過去に放り出されても大丈夫!!
考えてみて思ったこと。言葉による、存在するようで存在しない定義が発想を妨げている。「北」「春分の日」「21°」。これらはピラミッド建設に意味を持たない。

科学は言葉では定義しきれない、モノや現象に対する絶対的真実を持っているのだ。

2008年5月19日

せんとくんとなかよく

奈良平城京遷都1300年のマスコットキャラクター、せんとくん。これとは別にオリジナルマスコットキャラクターを決める活動がある。

「…遷都1300年事業協会に選ばれた現キャラクターを仲間はずれにすることなく、共に友達としてお祭りを盛り上げていきたいと思います。」

だそうな。
ケンカは良くない。いじめは良くない。
いくら可愛くなくても。いじめられっこ顔していても。



新しいキャラクターは、投票で決まるそうだ。
こちらから投票できるので、是非投票してみて欲しい。

Advanced cocktail research(1)

ソーダサイフォンを手に入れて以来、その使い勝手がいいため、フル稼動させている。お酒を混ぜれば美味しいカクテルの出来上がり。
あまりに簡単に出来すぎるので、飽きているのだ。これだけの装置が揃っているのだから、何か新しいことをやりたくなってくる。

そこで次に目をつけたのが、Coca-Colaの再現。フレーバーの配合で近いもの、あるいはそれ以上の飲み物がつくれるはず、いや、つくろう!!ちなみに、コレ↓↓↓はなんと1902年のポスター。


ちょっと検索してみると簡単に出てきた。武蔵野香料化学研究所のHP。
どうやらCoca-Colaのフレーバーはライム、バニラ、シナモンが入っているらしい。とりあえずつくってみて、それからどうなるか考えよう。


研究課題が見つかった。さあ楽しみだ!


追記:

Coca-Colaというより、コーラ風味のお菓子の香料?と考えた方がいいんだろうな。

2008年5月18日

40yenの福音


買物した時のおつり40yen、新品の10yen玉4枚を渡された。どんな10yen玉をもらおうとその価値は10yen。だがそのおつりからは40yen以上の価値を感じた。

2008年5月17日

"Answer" by docomo

”ドコモのあなたに、Answerを。”

という広告とともにドコモがブランドイメージの刷新を図っている。せっかくAnswerしてくれたのだから、答え合わせをしてみよう笑。
あなたに幸福と便利と未来を提供します、という話だが実際のところどうだろう?

自分も”ドコモのあなた”の1人なので、HPに載っている20個程度のAnswerをまとめ、100点満点で採点(=ツッコミ)してみると…


+ 自社クレジットブランドiDの整備
(おさいふケータイで使える店が増えてポイントも貯まる)
→ クレジットカードの囲い込みなら、なにもドコモでなくてもいいじゃん。国内でのAmerican Express, 海外でのJCB並みに使える場所が限られるんじゃないか?ケータイは海外で使えてもiDが海外で使えるようになるとは思えないし。4点/15点。

+ 通信エリアの拡大
(海外や国内離島、山奥でも使える)
→ 白戸家のケータイはGSM、3G搭載はデフォルト。今さらアピールされても遅い。国内エリアの充実はまあ評価できるかも。10点/25点。

+ 補償サービスの充実
(電池パックサービス、故障時無償交換などなど)
→ プレミアクラブに入って、月々保証金を払えばできるそうな。ただ、目新しさは感じない。8/15点。

+ ビジネス用途のアピール
(2in1の対応、意外と安いですよアピール)
→ ビジネスで使うのなら、どう考えても玩具みたいなドコモケータイよりビジネス志向のウィルコムかイーモバイルだろ。docomoはbluetooth搭載機は無いに等しいし。2/15点。

+ 通話、サービス料金
(iモード基本使用料値上げ+100yen)
→ AnswerのHPには載っていないが、2008年6月から値上げだそうだ。このお知らせは、PDFチラシの端っこに少しだけ載っていた。15ページの冊子、12ページ目。そりゃ、ユーザーから100yenづつ取ったらサービスも充実するだろ…。0点/30点。マイナス点つけたいくらい。


はい、合計24点/100点。赤点、再テスト笑

Answerするのは勝手ですが、それが独白では意味が無い。auの庭も”?”だったが、docomoのAnswerも負けていない。

2008年5月14日

萌える理由(2)

先日、秋葉原で初体験を済ませました。
今さらながら、この年になってようやく、です。

…付け加えておくと、メイドカフェの話ですが笑

秋葉原再開発の際にできた新しいビルで会合があり、ランチをメイドカフェで食べました。秋葉原は食事処をみつけるより、メイドカフェを見つける方が簡単。メイドに会うために行くファンの方々には申し訳無いが、ランチを食べるため"だけ"に行ってみました。



可愛いらしい女の子が給仕してくれて、お茶を入れてくれて、愛をこめてくれる。



…萌え。(BossのCM風)

今さらだが、眼鏡っこカワイイ!
てか、すごくカワイイ人ばかり。レベル高い…。正直びっくり。
しかし、なんといったらいいのか、こちらが気恥ずかしくなる空間だったな。

でも、満足。きっと、また行くはず。


「萌える理由(1)」はコチラ。

2008年5月13日

PILOT-TVCM


PILOTのインクに惚れて一週間、ふと、テレビを観たらPILOTの広告が流れていた。今回の記事はCMの感想。


「大切な言葉を、伝えたくなった時、お会いしましょう。」


素敵な広告だ。
だが万年筆ユーザーとして(このブログの定番として)、広告を批判したい。

万年筆は「特別」というイメージつきまとっているように思う。ペンと言えば、販促グッズの定番である企業のロゴ入りボールペン(無料)、ただの素っ気ないボールペン(100yenくらい)、ちょっと書き易いGELインクペン(200yenくらい)…あたりを思い浮かべるのが定番だろうか。

確かに万年筆は一本で一万円を越えるのはザラで、「高級で特別」に感じるのは当たり前だ。だが、もっと使い易さにフォーカスして欲しいところ。原理的に書き易いことを強調してもらいたい。

ボールペンはペン先でボールを転がす分だけ書く際に抵抗がある。ボールベアリングで塗る、といった感覚。一方万年筆はインクが流れ出てくる仕組みになっており、インクを紙の上にのせる感覚。ボールペンに比べて力学的抵抗が小さい。

万年筆に慣れてしまったため、時々ボールペンで書くと非常に手が疲れる。滑りの悪さにイライラしてくる。

…どうやら手の筋肉が軟弱化したようだ笑

2008年5月12日

頑張れ日本の万年筆インク

五月、萌える緑色が似合う季節である。それに伴い、万年筆のインクを変えることにした。二つのコンセプトのもと、二色のインクを買いにGW中、いつもの店「書斎館」に出掛けた。

#1 暑苦しくなってきたボルドーレッドのインク。明るい上に深みがあり茶色の万年筆に似合う色。
#2 ぐっとくる青色の探索。

いくつか試してみた結果、#1,2それぞれ以下のインクを購入。

#1 Private Reserve Ink =Gray Flannel=
#2 Pilot 色彩雫シリーズ =紺碧=

Gray Flannelは、基本的にグレーのだが書いた後に僅かにグリーンを帯びる。無彩色ではないのだ。この深緑の具合が琴線に触れる。WatermanのBlue Blackとの相性がたまらない。「混ぜられる」ことが売りのインクなので期待してはいなかったが、意外や意外、みてくれの悪いボトルを裏切って(笑)、大健闘である。

次に紺碧。Pilotから発売されたばかりのインク。日本の美しい情景を再現したそうで、「朝顔」「紫陽花」「露草」「紺碧」「月夜」の五種類が発売されている。サンプルをみたところ、 朝顔はPelicanのRoyal Blue、紫陽花はCaran d'AshのBlue Sky、月夜はWatermanのBlue Blackに似ていた。ところが今回購入の紺碧は他には無い色合いを持っていた。カラッと抜けるようなターコイズブルーに、一本芯が通ったような色。ぐっときた!
ただ、一つだけ気になることが。これだけ素敵な色なのに、HPがあっさりしすぎている。もう少し手の込んだティザー広告HPがあってもいいように思う。出来映えは決して海外製に負けていないのに、なんとも地味である。折角だし、もっと頑張って欲しいものだ。



しかし万年筆のインク選びはたまらない。楽しすぎる。やめられないな、これは!!

2008年5月5日

医は占術なり

医は占術なり、という言葉を聞いたことはありますか?
私はありません笑

これはとある病院の看板です。


 入退院事務室

 手    続
 相    談
 会    計

 玄関右側でございます→



縦に読んでみて下さい。
手相会?病院に?診てもらえるの?

こりゃ明らかにデザインミスだな…文字間隔開き過ぎ!縦に読んで意味通じない訳じゃないし。

2008年5月3日

源平合戦...か?

源平合戦を再現だそうですが...
木の舟ではないんだね。
なんだか雰囲気でていません。